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ライナー配布エリア17市町にお住まいの方に、地元の食堂情報をお寄せいただきました。独特の空気感、常連による暗黙のルール…。地域に愛され育まれた、そのすべてがオツ!
①毎朝3時に店に来て、仕込みや準備をはじめる店主の久末さん夫妻。現在の人気ランキングは、1位しょうが焼き定食、2位チャーハン定食、3位肉野菜定食。とくにチャーハンは700gの大ボリュームで、まるで山。惜しくもランク外ながら根強い人気の「おかめ定食」では、開拓時代からの道産子料理「いもかす団子」を汁物で提供しています。
定食おかめ/東川町西町9丁目 電話︎0166-82-5282
②ハンバーグでも焼きそうなコック姿の店主・安食征彦さん。50代で脱サラし、この店を始めました。誰かのマネをしても…と独学でラーメン作りを研究。看板メニューは、6種類の味噌を使った味噌ラーメン。ゴマ感ハンパない担々麺もファンが多いよう。冬期休業のため、年末には駆け込み客、春は待ち侘びた常連さんが開店前にずらり。
ラーメンのひまわり/美瑛町栄町2丁目 電話︎0166-92-0987
③店主・幡谷豊和さんが手にしているのは、寿司屋仕込みのビッグな卵焼き!昼は食堂、夜は居酒屋。町民が集まる憩いの場です。継ぎ足しタレが絶品の焼鳥、地元野菜をたっぷり使った鍋物などが好評で、ご近所には手作り料理を詰めたお弁当まで作って配達してくれる!「30年やってるから、三世代のお客さんがくるのがうれしいね」。創業時から価格もほとんど変わっていません。
粋な小将(こまさ)/中富良野町南町7-25 電話︎0167-44-2816
④趣味から始まった手打ちそば。富良野産そば粉を使い、20種類以上のメニューを揃えます。おすすめは、野菜も富良野産の「野菜天そば」。TVドラマ「北の国から」放映30周年を記念して作ったメニュー「五郎の好物セット」は、行者ニンニク丼付きで観光客に人気です。小学校でそば打ち体験の講師を務めるなど、これからも地域に貢献したいと話す前田夫妻。「できる限り食堂を続けていきたいね」。
夫婦食堂/富良野市麓郷市街地5 電話︎0167-29-2020
⑤カフェ食堂、だけどトンカツが自慢のお店。名寄産ひまわり油「北の耀き」の搾りかすを食べて育った豚「ひまわり畑ポーク」をジューシーに揚げています。とくに人気のロースかつ定食は「お肉はアクが少なくあっさりとした味わいで、カツなのに重くない」とお年寄りでもペロッとひと皿。すりこ木とすり鉢が付いているので、自分でごまを摺って、ソースや辛子に混ぜて食べて。ごはんはおかわり自由です。
カフェ食堂 いちかつ/名寄市大通北2丁目 電話︎01654-8-7155
⑥名物は大盛り!カツカレーは、特大カツにすこし酸味の効いたまろやかなルウがどどどーっ。ザンギライスは大きめのザンギ5個がどかどかどん。店主・横山節子さんが一人で切り盛りしているから、常連さんが配膳を手伝ったり、おかもちに料理を用意しておくと自分で持って行って戻しにくる特殊なスタイルも。「子供さんがいたら家で食べた方がラクだけど、お料理はお休みしたいって時あるじゃない。私が出前できないから、ありがたいことです」。
よこやま食堂/和寒町北町 電話︎0165-32-3313
⑦2世代と姪っ子の3人の女子が切り盛りする食事処。半世紀超の老舗感とは裏腹に、こまめに更新するツイッターのギャップたるや。最近は海外からのお客さんも増えているそう。豚玉丼やスタミナ定食、カツカレー大盛り(直径25cmの深皿!)など、安くてボリューム満点のメニューで世界の腹ペコたちをもてなします。夕方からは、天ぷらやシチューなどのお惣菜も販売していて、クレープが登場することも。
第一食堂/上富良野町中町1丁目4-4 電話︎0167-45-2153
⑧メガ(特盛)メニューで客を驚かせるのが、ここ。きっかけは、大盛りを注文したお客さんをびっくりさせようとしたいたずら心。「余裕で食べた~」なんていう人がいたから、マスターも意地になってきちゃって、どんどん増し増し、現在のサイズに至る。ごはんものは、ごはん5杯分に具が3人前くらい入ってるし、ついている味噌汁もメガサイズ。文字通りの3玉ラーメンなんかもあります。「ぜひチャレンジして、おいしく残さず食べてね」だって。
味のよし武/剣淵町緑町8-6 電話︎0165-34-2353
⑨創業48年、2代目の高橋剛志さんを中心に、奥さんと初代のお父さんの3人で切り盛りする食堂。剛志さんが惚れこんだ渓谷・味豚の炙り豚丼をはじめ、定食、カレー、ラーメン、そば、うどんなどメニューはたくさん。寿司職人の初代が握る寿司やバラちらしも人気です。物腰柔らか、物静かな剛志さんですが、実は大の音楽好き(それもかなりのハード系へヴィメタル!)。選び抜いた食材のセレクトにも、内に秘めた熱い思いを感じます。
食事処 たかはし/当麻町4条南3丁目 電話︎0166-84-2748
⑩お米農家の合田さんが運営する、今週オープンしたばかりの新店。しょうが焼きや唐揚げ、チキン南蛮定食をはじめ、ラーメン、エビ重などを提供しています。「おしゃれな農家レストランも多いけど、うちではとにかく腹いっぱいになってほしい!」と、ごはんの量は若手農業男子基準(=てんこ盛り)。でもさすが、手塩にかけたお米はつやっつやで、ぐいぐい食べらさるんだなぁ…。ちなみに店長は元パティシエさん。そのうち本格スイーツも食べられるようになりそうです。
のうりえ食堂/比布町西町2丁目 電話︎0166-56-7356
⑪市内で場所を移しながら、父から子へと受け継がれた老舗がこちら。タクシーの運転手さんがよく利用するだけあって、「早い、美味い」がモットー。お米、野菜は深川産。ごはんは普通盛りで1.5合、大盛りは3合。「お腹いっぱいで帰って欲しい」と二代目からさらにご飯の量を増やしちゃったとか。必食なのはカツ!厚切りで赤字覚悟。
五十番/深川市2条9番30号 電話︎0164-23-3037
⑫夜の居酒屋営業が中心だけど、地元っ子は昼も大好き。しょうが焼きやエビフライ、あんかけ焼きそばなどの定食が人気です。「冷めた料理は出さない。できるだけ早く提供する」という自分ルールを厳守するため、混みはじめると扉に掲げた「営業中」のフダをひっくり返すことさえある(笑)、職人気質の店主・桐生義信さんと元気な奥さん・千代美さんのボケ&ツッコミ合戦が見られたら、もう常連の証です。
喰い呑み座 新山/東神楽町ひじり野南1条3丁目 電話︎0166-83-2753
⑬国道沿いの立地から、道内各地に常連が。有名人の来店も多く、過去にはジャイアント馬場さんやファイターズの選手が食事をしたこともあるそう。フルーツチャツネ入りのカツカレーにシナモン風味のソースが決め手のハンバーグ、あっつあつの鉄板ナポリタン、常連さんの裏メニュー、豚バラと目玉焼きが載ったスタミナ系「スペシャルチャーハン(通称スペチャ)」は、トラック野郎たちの胃袋をがっちり♡ママはほんわか癒し系ですが、調理の手際は惚れ惚れするほど。お急ぎの人もご安心を。
レストハウスなじま/士別市大通東17丁目 電話︎0165-22-3622
⑭6年前にオープン。甘みの強い旭川の彦一黒ニンニクを使った「黒塩ラーメン」や酒粕とチーズをトッピングする「白醤油ラーメン」など、個性あるメニューに定評あり。「自分がラーメンと餃子をセットで食べるのが好きだから…」と作り始めた手作り揚げ餃子は、渓谷・味豚を使った自信作です。大雪山系やニセイカウシュッペ山を眺められる絶好のロケーションだから、天気がいい日は一番よく見える7番テーブルが人気。
お食事処さつき/上川町旭町25 電話︎01658-2-4115
⑮ランチタイムはいつも満員。「大八といえばカレー!」と地元のみなさんが声を揃えるとおり、カレーとラーメンは品切れ率の高いメニュー。「とくにお昼は待たせちゃうこともあるけど、そんなときは何かサービスしちゃうの(笑)」とにっこり。最近は、地元加工の鹿肉と地元生まれの鷹栖牛の合い挽きハンバーグをのっけたご当地カレー「たかすぎゅうカレー」が人気です。
大八食堂/鷹栖町北1条1丁目 電話︎0166-87-2034
⑯仕込みに調理、接客まで一人でこなすママ・アキコさんが、定食からどんぶり、お酒のつまみの一品料理まで手際よく用意してくれます。この日はほぼ毎日来店するおじさまのため、生ジャケを1本豪快にさばいて塩焼きに。「私ったらがんばり屋でしょ。立ち仕事ばっかりだから、脚なんかキュッと細いのよ~(笑)」とママ。セクシーなおみ足はぜひ直接ご覧あれ。
お食事の店 花むら/旭川市宮下通7丁目 駅前ビル1F 電話︎0166-22-1556
⑰宿にある食事処は、日帰り入浴でも利用でき、ご近所の交流の場としても大活躍。メニューはもちろん、きのこ料理。ピリ辛丼やラーメン、行者にんにく入りなど、時期なら地場の山菜や野菜とともに多彩な味わいを堪能できます。写真は3名以上の前日予約で楽しめる「きのこのフルコース」。レトロな食堂で舌鼓を…。
きのこと湯の里 湯元協和温泉/愛別町協和1区 電話︎01658-6-5815