内容のー部もしくは全部が変更されてる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。
- ファブリックの色も選べるHAIKUソファ
- 一人の職人が完成までを受け持つ責任生産制で、オーダー家具も得意。特注は高価に思われがちですが、価格を抑える方法もいろいろ提案してくれます
来年30周年を迎える(有)インテリア北匠工房(東神楽町北1西4、工業団地内)が、きのう敷地内にショールームをオープンしました。木それぞれの持ち味を最大限に引き出した家具をはじめ、素材となる一枚板やファブリック、職人らが手掛けたクラフト小物なども展示しています。
同社は旭川家具をけん引する一社・匠工芸の創立メンバーにして工場長を務めた吉村純一さんが1987年に独立・創業した家具メーカーです。機能美と工芸的な美しさを併せ持つ民芸調の箱物家具を得意としてきた一方、この頃はグラフィックデザイナーと提携して新たなシリーズも発表しています。「たとえばHAIKUシリーズは、ふつうより座面を広く取ったソファ。背当ては固定せずクッションとして自由に移動できるので、座る、あぐらをかく、ごろんと寝転ぶなどコンパクトながら非常に自由度が高いんです。現代的なデザインを私たちが培ってきた経験や技術力でどう形にするか、今後もチャレンジしていきたい」と企画担当の吉村浩平さん。
ショールームでは右記シリーズやダイニングテーブル、ソファなど常設の旭川家具センター(永山2ノ10)で紹介している製品のほか、折りたたみスツールや造作キッチンなどここだけのアイテムも展示しています。なかでも今回のために完成させた新作チェアは、滑らかかつエッジのきいたアームと、細身に見えて最適な重心を取る安定性の高い脚、どこから見ても美しいフォルムなど北匠工房らしさがにじみ出る一品です。
9月4日(日)の午後1時から5時は、東川町のロースター・ヨシノリコーヒーが淹れたてのコーヒーを提供します。「ショールームの家具は、触れて、試してこそ。おいしいコーヒーを片手にごゆっくりご覧ください」と浩平さん。問い合わせは同社(電話0166-74-4890)へ。