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- 物産展の目玉としてテレビでも紹介された加藤屋の萩中代表(左)
- 連日、行列ができた加藤屋のブース。「台湾の人たちは行列は苦にならないようですね」。
旭川しょうゆホルメン倶楽部の「羅亜~麺 加藤屋」が、4月28日から5月16まで台湾・台中市の中友百貨店で開かれた「日本美食物産大展」に出店し、旭川発のご当地ラーメン「ホルメン」を提供してきました。
親日国として知られる台湾は、日本食の人気も高く、ラーメン1杯1,000円~1,500円と、庶民にとっては“ごちそう”の位置付け。ホルモンも唐揚げなどにして食べる習慣があり、「ラーメン+ホルモンが、台湾の人たちにどう捉えられるか、今回は市場調査を兼ねて出店してきました」と加藤屋の萩中憲治代表は話します。
現地では、ずんどう5個とオーダーしていたのに2個しか届いていないなど、おおらかな国らしいトラブルもありましたが、平日で150~200杯、週末には300杯近くを販売。主に富裕層が来店し、ホルメンやチャーシュー麺など値段設定の高い方が人気があったそうです。
「材料はほぼ現地で調達したのですが、味付けは日本で提供しているラーメンとは、ずいぶん変えました。向こうは薄味が好まれるので、味噌ラーメンは味噌汁くらいまで薄めて…。国によって嗜好が違うので、なかなか難しいですね」と萩中代表。それでも、全体の6割の人が、ホルメンを注文するなど、旭川しょうゆホルメンの人気は高かったそうです。
旭川しょうゆホルメン倶楽部では、今回の出店に合わせてホルメンのPRパンフレットの台湾語版を作成。急増する台湾人観光客の取り込みに意欲を見せます。
またこの夏、通算6万食達成を記念して、夏をテーマにした新バージョンのホルメン「ナツホル」を開発。つけ麺タイプや劇辛、さっぱりとした塩味など、新機軸のホルメンを各店で提供します。販売は7月からの予定。