いよいよ〇回目の年女となる2025年。ヘビは私の干支ではあるけれど、近いようでなんだか遠い存在。にょろにょろしてて、毒があってキケン?ネガティブなイメージがあるけれど、ちょっとお近づきになってみたいかも。まずは生態を知るべく、旭山動物園に行ってみました。
マイペースに生きるこれぞスローな暮らし

動物園には、北海道に生息するヘビたちが展示されています。アオダイショウをはじめ、シマヘビ、ジムグリ、ニホンマムシの4種類で、このなかで毒があるのはニホンマムシだけ。種類によって怒りの沸点や攻撃性には差がありますが、基本的にはとっても臆病なんだそう。「シャー!っと攻撃をしてくるのは、獲物を捕らえるとき以外は驚いてパニックになっているときなんです」と飼育担当の鈴木さん。特に、アオダイショウは小さな子供にも渡してあげられるほどおとなしく、驚かせたりしない限り攻撃をしてくることはありません。う~ん、私と通ずるものがある気がするぞ。
でも、お腹を空かせたヘビには要注意。獲物に巻き付き、ギュッと締め付けて丸のみ。ネズミなら2分ほどで窒息し、人間の指もポキッと折れちゃうぐらいのパワーを持っています。食べた獲物は、およそ1週間かけてゆっくり消化するので、あまりお腹も空きません。仕事に家事に育児にと、忙しない毎日を過ごす私からすると、とても丁寧でスローな暮らしにも思えてきました。
つぶらな瞳やウロコなど、まじまじと見ているとなんだかかわいらしい。もっとお近づきになりたいと思い、次は実際にヘビが買えるショップに行ってみました。
知ると好きになるユニークな仲間たち
やってきたのは、永山にあるDREXXさん。へびやトカゲにヤモリ、カメを展示販売するショップです。ここにいるのは、主にアメリカから輸入したボールパイソンという品種のみ。比較的小柄で狭い場所を好み、飼育場所を選ばないことからペットスネークとして世界中で愛されています。常時50~100種類ほど揃えており、さぞかし好きなんだろうな~と思っていたら、「実は僕、ヘビが苦手なんです…」と店主の村田さんから衝撃の一言が。動きが読めない攻撃的な部分がニガテで、むしろ嫌いとまで言ってしまうほど。

そんな村田さんが初めて好きになったボールパイソンは、野生でも1日の90%を巣穴で隠れて過ごすといわれる、おとなしく臆病な性格が特徴です。でも最大の魅力は、交配によって様々な種類、柄が生まれる遺伝子のおもしろさと話します。ただ飼うだけでなく、生命の神秘を感じられるこの文化。本場アメリカでは毎年新たな品種が生まれており、黄色いボディの「バナナ」や高速道路のような模様の「フリーウェイ」など、ユニークで遊び心のあるネーミングも魅力です。ツウ好みの品種ではありますが、もちろん気に入った子をただひたすらに愛でる方も多いそう。

縁起のいい真っ白ボディの子を、特別に触らせてもらいました。嫌がることもなく、確かにおとなしい。なんといっても、つぶらな瞳がキュート!新たな楽しみ方も知ることができ、ヘビのイメージがガラリと変わりました。
古くから神聖な生き物として崇められてきたヘビは、上手に育てれば20年は生きる生命力の強い生き物。脱皮をするイメージから、巳年は新しいことが始まる1年だともいわれています。私の新生活もまだ始まったばかり。ヘビのパワーにあやかり、一皮むけた新しい1年にするぞ~!
取材協力
旭川市旭山動物園
旭川市東旭川町倉沼
Tel.0166-36-1104
爬虫類専門店 DREXX
旭川市永山8条10丁目4-9
Instagram:drexx_2023











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