「葬儀の準備」と聞くと、まだ先の話だと感じる方も多いかもしれません。しかし、いざという時に慌てないためには、元気なうちから少しずつ考えておくことが大切です。何から始めればいいのか、事前準備で本当に大切なことについてなど、笹島さんにお聞きしました。

Q) そもそも葬儀の事前準備は、何から始めればいいのでしょうか?

A) 多くの方が「いつか考えよう」と後回しにしがちですが、事前準備は“考えること”から始まります。亡くなる時期は誰にも分からないからこそ、何も決めていない状態が一番のリスクです。実際には、家族の死や病気などをきっかけに考え始める方がほとんど。まずは「自分はどうしたいか」「誰に任せたいか」を思い浮かべてみること。それだけでも、立派な事前準備の第一歩だと思います。
Q) 笹島さんが考える、事前準備で一番大切なことは何ですか?

A) 一番大切なのは、「誰に何をお願いするかを決めておくこと」です。これは、私が考える最大の準備です。いざという時、自分の体や判断は自分ではどうにもできなくなります。その時に、代わりに判断し、動いてくれる人を決めておくことが欠かせません。家族や子どもに託すのか、身寄りのない方であれば、行政や専門家、相談窓口などに頼るのか。ここが決まっていないと、残された人が本当に困ってしまいます。
Q) よく聞く「終活」と呼ばれる準備には、どんなことが含まれますか?
A) 人生の最期を見据えて行う準備全般を「終活」と呼びますが、その内容はとても幅広いものです。財産や保険、不動産の整理、身の回りの片付け、遺言書やエンディングノートの作成などが含まれます。実は、葬儀はその中のほんの一部にすぎません。何歳から始めるべきか決まりはありませんが、時間や気力が必要なこと、判断を求められる場面も多いため、心身ともに元気なうちから少しずつ進めていくのが理想です。
Q) 葬儀社への「事前相談」では、どんな話をしておくといいですか?

A) まずは、自分に合う葬儀社を見つけることが大切です。複数社で見積もりを取り、スタッフの対応や雰囲気、こちらの話をきちんと聞いてくれるかを見てください。その上で、葬儀の規模や形式、費用の目安などを相談しておくと安心です。「どんな形で送ってほしいか」を話しておくだけでも、いざという時の不安は大きく減ります。事前相談は、構えすぎず、気軽に利用してほしいですね。
Q) 事前準備をしておくことで、どんなメリットがありますか?
A) 一言で言うと、「普段の生活の安心」につながることです。もしもの時にどうなるのかが分かっているだけで、気持ちは大きく変わります。また、事前に準備をしておくことで、残された家族や周囲の人の負担を減らすことにもつながります。すべてを完璧に整える必要はありません。少しずつでも準備を進めることで、「これで大丈夫」という安心感が生まれると思います。
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プロフィール

株式会社弘善社/笹島 正洋(ささじま まさひろ)
弘善社に18年勤務。どんな場面でも「相手の心を動かす行い」を大切にするのがモットー。趣味は旅やキャンプ、炒飯作り。
店舗情報
コープの家族葬ウィズハウス/株式会社弘善社
TEL 0120-031-059
旭川市永山8条1丁目1番6号











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