ユースワーカーや助産師らで作る「旭川にユースクリニックをつくる会」は、12月23日(火)の午後4時半から8時に、まちなか保健室(旭川市3条通8丁目)で、旭川では初となるユースクリニックカフェを開きます。

ユースクリニックは、10代・20代の若者たちの繊細な心の揺れや、身体と性の悩みを医療の専門家が受け止める相談窓口としてスウェーデンで生まれました。北欧を中心に世界各地でこうした施設の設置が広がっていますが、日本国内ではまだ数が少なく、認知度も十分とは言えません。

会の代表でユースワーカーの宮坂舞花さんは、北海道教育大学在学中から、心と人間関係と包括的に学ぶ性教育を広める活動に取り組んできました。中高生の居場所が家や学校以外に少ないこと、そして健康被害を防ぐ性教育が十分に行き届いていない点を懸念してきましたが、市内で活動する助産師らと話す中で、こうした課題の解決には「ユースクリニックカフェが大きな一歩になるのでは」と意気投合。今回の実施を決めたといいます。

カフェでは、友達や家族、恋人との人間関係、性的行動やセクシャリティ、生殖機能の健康問題など、抱えている心身の悩みや違和感を、なんでも相談できます。もちろん無理に話をしなくてもよく、用意されている無料のドリンクやお菓子を楽しみながらリラックスしたり利用者同士で交流したり、自由に過ごすこともできます。メンバーで助産師の猪川志見さん=写真右=は「知識を深めれば、自覚のなかった問題やトラブルにも気付けるようになるはず。自分を大事にすることは周りを大事にすることにも繋がります」と話します。

対象は中学生から25歳まで。予約不要で出入り自由。来年1月13日(火)にも開くほか、2月以降は定期的な実施を予定しています。同じくメンバーで助産師の笹川朝子さん=同左=は「困ったときの支えになる、安全な選択肢の一つにしてほしい。いま悩み事が無い人も、どうぞ、気軽に立ち寄って」と呼びかけています。詳細や問い合わせは同会( youth.srhr.ashkw@gmail.com )またはインスタグラムのDMから。