旭岳山麓をめぐって天人峡誕生の生い立ちを探る

貴重な地形や地質を持つ天人峡と旭岳山麓をめぐる「カムイの大地ジオツアー」が9月15日(土)に実施されます。

天人峡の柱状節理や侵食地形、北海道最大の落差(270m)がある名瀑羽衣の滝、旭岳の溶岩流や湧水など、地質学や地球科学の見地から重要な場所をまわり、その生い立ちを探ります。道教大旭川校教授で、主催のあさひかわジオパークの会代表の和田恵治さんが案内人を務めます。

参加費は500円、昼食や飲み物は持参してください。定員は先着40人。午前8時半旭川市障害者福祉センターおぴった出発、午後4時半着予定。道の駅ひがしかわ道草館で途中乗車できます。

旭川市と周辺自治体などは、大雪山系など上川中部地域の日本ジオパークへの2020年度認定を目指し、「大雪山カムイミンタラジオパーク構想推進協議会」を設立。貴重な地形を生かした観光ツアーの開発、地質や生態系についての調査研究や学校教育への活用などを進めていきます。今回のジオツアーもそうしたPR活動の一環。

申し込みは、同協議会事務局の旭川市教委社会教育課(電話︎0166・25・7190)へ。