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大雪山国立公園の奥座敷にたたずむ道内有数の景勝地「天人峡温泉」。凛と張り詰めた冬の空気と、静けさの底を滑る沢の音が、心地よい時間を刻みます。約8キロメートルにわたって続く柱状節理(ちゅうじょうせつり)という地質学的にも稀少な自然環境に囲まれた秘湯で、1泊2日の温泉旅を満喫してきました。
開湯118年の歴史ある名湯
天人峡温泉が、湯の郷として開湯したのは明治33年。旭川で旅館を営んでいた故・松山多米蔵翁が、アイヌの人から滝と湧泉の話を聞き、案内を受けて忠別川をさかのぼり、湧き出る温泉を発見。その3年後、松山が「天人閣」の前身にあたる「松山温泉」を開いたのが始まりです。その後一帯は大雪山国立公園の指定を受け、昭和11年に現在の「天人峡温泉」と改称しました。風光明媚な自然美を残す名泉として118年。今もなお、優良な温泉が豊かに湧き出ています。
悠久の時が刻んだ神秘的な景観
渓谷の底から見る切り立った岩肌は、圧巻の迫力。温泉街の中心を流れる忠別川が、数万年をかけて侵食した柱状節理は、神々しさをたたえています。
天人峡の冬は、風と雪と低温が作りあげた神秘の世界が広がります。柱状節理の上部の樹木は、冬になると常に吹き付ける西風の影響で、樹氷になります。そして、柱状節理の下部に目を向けると、その割れ目から湧き出た地下水が、巨大なつららとなって青白く光っています。さらに、天人峡で見られる冬の自然現象の代表といえば美しいダイヤモンドダスト。ピンと張り詰めた冬山の空気と清流の音に心が浄化されていきます。
「羽衣の滝」の遊歩道 今春にも待望の再開
天人峡観光のハイライトといえば、道内最大の落差(約270メートル)で、「日本の滝百選」にも選ばれている「羽衣の滝」。しかし2013年の土砂崩れのため、遊歩道が通行止めになり、「羽衣の滝」と、さらにその上流にある「敷島の滝」が見られなくなっていました。先日、この遊歩道が今春にも5年ぶりに再開することが発表され、再び大勢の観光客が訪れることが期待されています。
合計300名様に東川町の特産品などが当たる!天人峡温泉キャンペーン実施中
●対象期間/1月25日(木)~3月25日(日)
●期間中、「天人閣」か「しきしま荘」の宿泊者を対象にスピードくじを実施します。当選者には、東川町の特産品などがプレゼントされます。キャンペーンについてのお問い合わせは、ひがしかわ観光協会(☎0166-82-3761)へ
無料シャトルバスも運行開始
冬期間、天人峡温泉のアクセスには無料シャトルバスの利用がおすすめです。JR旭川駅から、道の駅ひがしかわ「道草館」経由で天人峡温泉へ。1日2便、往復運行します。定員は各便先着25人。運行は1月25日(木)から3月25日(日)まで。事前に各宿泊施設への予約が必要です。

宿泊するのは和風旅館「御やど しきしま荘」。エントランスには囲炉裏や畳などがしつらえられた和の空間が広がり、落ち着いた雰囲気で旅人を優しく迎え入れてくれます。チェックインカウンターにも一枚板で「帳場」と掲げられ、趣深く情緒あるたたずまいを演出しています。
地元食材を中心とした創作和食膳
夕食はお食事処での和食創作料理。インターネットの口コミでも評価が高く、今回の旅で楽しみにしていたポイントのひとつ。一番人気の「しきしま膳」は、地元、東川町の農産物や近郊の優れた食材を彩り豊かに仕上げた料理長自慢の逸品が並びます。素材のよさを生かしながら、どれもひと手間かけたものばかり。盛り付けや器にも心が配られているのが分かります。前菜、焼物、蓋物など伝統的な和会席のスタイルをとりながら、洋皿やスイーツも取り入れ、どの一皿もメインになると言っても過言ではありません。
お部屋で檜の香りと露天の雰囲気を満喫
今回とってもらった部屋は、展望ヒノキ風呂付きの特別和室。窓の外には白銀に染まった柱状節理が広がり、爽やかなヒノキの香りが浴室と室内にも漂います。源泉掛け流しの湯の音が、心地よく、やわらかな静けさを誘います。
天然温泉100%の大浴場
しきしま荘の大浴場は大理石造りと総ヒノキ造りの2タイプ。時間によって、男女の浴場が入れ替わるので、ぜひ両方満喫してほしいところです。気品あふれる大理石の浴場は、天人峡の柱状節理をモチーフにしており、大自然と一体となった感覚が堪能できます。総ヒノキ造りの湯は、森林の中にいるような香りに包まれ、心身ともリラックスできる癒しの空間。天然温泉100%の湯がこんこんと注ぎ続けます。
天人峡温泉の泉質は、中性で空気に触れると無色透明から黄金色に変色するのが特徴。湯冷めしにくく美肌効果や神経痛などに効くと昔から言われています。温泉通の間でも人気が高く、日帰り入浴や、無料の足湯を楽しむ人も多くいます。
部屋や食事グレードによって多彩なプラン
しきしま荘では、食事や部屋のランクによって、多彩なプランを用意しています。人気は、夕食が最高ランクの「しきしま膳プラン」。2名1室の場合、特別和室は大人1人1万7500円、和室10畳は1万1500円、和室8畳は9500円。和洋折衷の創作会席「SHIKI膳プラン」(8500円~)や、お得な「羽衣膳プラン」(7500円~)、冬季プラン(6000円~)、湯治・連泊プランもあります。料金はすべて消費税・サ料込み、入湯税150円は別途。ただし、休前日や人数、時期によっては価格は変動します。詳しくは同社ホームページをご覧下さい。
〒071-1473 北海道上川郡東川町天人峡温泉
電話0166-97-2141
フリーダイヤル0120-282808
E-mail:shikisima@dream.ocn.ne.jp
http://www.shikisimasou.jp/

源泉かけ流しの湯、日帰り入浴も人気
もうひとつの温泉宿「天人閣」は、本州方面から長期の湯治滞在や、日帰り入浴が人気です。こちらの温泉も100%天然。自然湧出の温泉をモーターなどを使わず引いてきて、源泉そのままに掛け流しています。湯船も種類豊富で、眼下に忠別川が流れ、峡谷が前面に広がる水車露天風呂、天然の岩肌の壁面を生かした野趣あふれる岩風呂、渓谷の名所である「見返り岩」を眺めることが出来る見返り露天風呂、五右衛門風呂、ひのき風呂などがあります。天人峡温泉発祥の宿らしいレトロなたたずまいが、日常を忘れさせてくれます―。こちらも秘湯と呼ぶにふさわしい味わいがありました。
天人閣の日帰り入浴は、午後0時30分~午後5時まで。入浴料は大人1000円、小学生は500円。タオルとフェイスタオル付き。また、宿泊プランは5813円(税別)から用意しています。 ※プラン内容や、宿泊時期、人数などによって変動します。
〒071-1400 北海道上川郡東川町天人峡温泉
電話0166-97-2111
E-mail:info@tenninkaku.jp
http://www.tenninkaku.jp/













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