Vol.2 工場見学で職人の技に触れる

40以上の旭川家具・木工メーカーが参加する展示会「旭川デザインウィーク」が、いよいよ明日19日(水)から始まります。メイン会場の旭川デザインセンターでは、各社が、国内外で活躍するデザイナーとコラボした新作家具を発表します。

デザイナーの深澤直人さんとカンディハウスが取り組んだのは、「KOTAN」と名付けたミニマルなイス。北海道産タモ材を使用し、丸棒の脚や丸い座で、強度と座り心地、軽量感を追求しました。フィンランド人のミッコ・ハロネンさんとメーベルトーコーは、ノックダウンして持ち運べるイス「PALAPALA」を手がけました。

また、多くのメーカーが工場やショールームを開放するので、普段は見ることができない作業風景を見学できます。大雪木工(東川町北4)は、「家具であり、空間でもある箱」をテーマに、モノを入れるだけでない箱の可能性を体感する展示や、突板貼りのワークショップを開きます。タイムアンドスタイル(同町北4)は、スウェーデンの展示会で好評だったキャビネットの紹介のほか、丸太の製材から加工、組み立て、研磨など製品が作られていく過程を案内。木と暮らしの工房(同町西11号北29)は、踏み台を製作する木工体験を実施します。
＊各メーカーの工場オープン日は異なります。

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