あさひやまであいたい
旭川市旭山動物園

毎年この時期になると、一段と来園者の関心を集めるのがワオキツネザルです。バンザイのポーズで4~5頭が輪になって並ぶ、ちょっと不思議な光景に、檻の前からは「何してるんだろう?」と首をかしげる声が聞こえてきます。
実は、その頭上にはヒーターが。もともと暖かい地域に暮らし、しかも原始的なサルの仲間で体温調節が苦手なため、こうして暖をとっているのです。「木と木の間を身軽にジャンプする活発さとは対照的に、ヒーターの下でぬくぬく温まる姿も魅力のひとつです」と飼育担当の田中さん。
冬期は基本的にバックヤードで過ごすため、秋の今こそ観察のチャンス。特に、冷たい空気に包まれる午前中の早めの時間帯がおすすめです。