先人への感謝祭りに込めて
29日から永山屯田まつり

「エイヤサー」の掛け声と熱気があたりを包む「第31回永山屯田まつり」が、7月29日(土)と30日(日)に永山市民交流センター前特設会場(旭川市永山3条20丁目)で開かれます。

永山屯田兵の偉業を称え、住民どうしの交流を深めようと昭和62年に誕生した祭りで、現在は企業や商店、団体、教育機関など地域が一体となって企画運営しています。

祭りの主役は、道内最大級の屯山(みやま)太鼓です。9尺太鼓は直径約2・7m、長さ3・5m、重さ700キロあり、太鼓の上に叩き手の女性4人、補助の男性が1人乗り、息を合わせて勇壮な音色を響かせます。夏の夕闇に映える屯山あんどんも見どころの1つ。今年は30日午後7時から、町内会や高校など33チームが上川総合振興局前から永山駅前通りまでを練り歩きます。

両日午前11時から午後9時まで。「一昨年も雨に降られ、昨年は突然の雷雨で中止に。今年こそは晴天のなか、皆さんと盛り上がれるよう準備してきました。一緒に楽しみましょう」とスタッフの西島さん。問い合わせは実行委(電話0166・48・5568)へ。