人材、労働力を活かす
自治体の就労支援とは

旭川市自立サポートセンターの開設3周年を記念して、講演会「すべてのひとが活躍する旭川をめざして」が8月3日(木)午後1時半から、旭川市障害者福祉センターおぴった(旭川市宮前1条3丁目)で開かれます。

講師を務めるのは、エーダッシュワーク創造館(大阪地域職業センター)の西岡正次さん。元・大阪府豊中市職員の西岡さんは、障害者、高齢者、生活困窮者といったあらゆる就労困難者に対して、制度横断的な支援を行ってきたパイオニアです。「従来型の雇用システムで〝働けない人〟〝非労働力人口〟とみなされてきた人たちも、サポートを受けながら就労することで立派な労働力になります。いかに本人と受け入れ先企業の間に立ってサポートできるかがカギ」と話します。

旭川市でも豊中市を手本に、仕事や生活など経済的な悩みを相談する窓口として3年前に自立サポートセンターを立ち上げ、就労支援を行っています。中でも重要なのは、就労困難者を人材として雇い入れる事業所の確保です。当日は、自治体の就労支援の具体例や取り組みについて、地方の人口減少対策などを交えて話します。「労働力不足、人材確保に悩む事業所の方はぜひ足を運んでほしい」と主催者。

参加無料、定員あり。申し込みは前日までに、旭川市福祉保険部生活支援課自立支援係(電話0166・25・9175)へ。