和洋のモデル庭園を展示
ガーデニング用品販売も

　旭川緑化造園協同組合(奥野康隆理事長)の若手技術者が製作した屋内モデル庭園の一般公開が、3月28日(土)と29日(日)の2日間、永山8ノ20のポリテクセンター旭川で開かれます。

　同組合は、旭川と近郊の造園業者23社で構成。モデル庭園は、冬場の閑散期を利用して、若手の技術向上を目的とした講習の総まとめとして造成されました。

　17回目の今年は、欧風ガーデンと日本庭園、趣の異なるふたつの庭を展示。欧風ガーデンは、アンティークレンガやウッドチップ、ガーデニング小物の飾り棚を取り付けたウッドフェンスなどを配置し、フランス郊外の素朴な庭をイメージしたデザインになっています。

　一方、旭川市内のいずみガーデンが設計した日本庭園は、昨年の全日本フラワー＆ガーデン選手権の金賞受賞作品を再現。自然との調和を意識した伝統的な和の美しさを強調しながら、周囲に大型の鏡を配置することで、奥行きのある独特の空間を演出しています。 　いずみガーデンの和泉政義社長は「マンションのバルコニーなど、スペースのない空間でも庭造りが楽しめるひとつの提案」と話しています。

　入場無料。午前10時から午後4時まで。会場では、ガーデニング用品や大型のピザ窯などの販売も行われます。