三浦文学ファン交流の場に
「氷点村」村民を募集

　旭川出身の作家、三浦綾子さんのファンクラブ「氷点村」が発足しました。メーリングリストを通じて、全国の三浦文学ファンが集う場として交流の輪を広げていきます。

　小説「氷点」の舞台である見本林を中心とした仮想の“村”という設定。村民になるには、三浦文学館のホームページからメールアドレスを入力して登録。週2～3本のペースで、事務局から「氷点村通信」が配信されます。通信の内容は、三浦文学に関する情報や文学館のイベント案内、北海道の観光情報など。氷点村プロデュースのオリジナルグッズ第一弾として「原稿用紙」も企画中で、村民が意見やアイデアを出し合い、開発を進めています。

　また今年10月には村民のエッセイや俳句、短歌などを収めた文集「氷点村文庫」の発行も計画。昨年の三浦綾子文学賞受賞者の河崎秋子さんの短編も収録予定です。 　氷点村事務局の難波真実さんは「三浦文学ファンどうしの交流から、様々な企画が立ち上がって盛り上がってゆけば」と話しています。

　問い合わせは、三浦綾子記念文学館(☎0166-69-2626)へ。