出産後の母親をサポート
「産後ドゥーラ」伝える講演会

　出産前後の母親を心身ともにサポートする専門職「産後ドゥーラ」に上川管内で初めて認定を受けた、前東神楽町長の川野恵子さんが、3月25日(水)午後2時から旭川地場産業振興センター(神楽4ノ6)で講演会を開きます。旭川市の高年齢者就労機会創出推進事業の一環。

　川野さんは、子育てをする女性の負担を減らし、孤独感を和らげたいと願う中で産後ドゥーラという民間資格に出会いました。家事や育児を手伝い、相談相手にもなる専門職で、自身の子育て経験を活かそうと首都圏を中心に中高年の受講が増えています。

　講演会では、産後の母親が抱える子育ての悩みや苦労にどう向き合い解決していくかを川野さんの活動経験から話すほか、産後ドゥーラとしての起業の仕方、働き方についても考えます。「女性向けの内容と捉えられがちですが、男性の協力や理解が不可欠。性別や年齢にかかわらず一人でも多くの方に興味をもってもらい、お母さんが心身ともに健康で、安心して子育てができる環境を目指したい」と川野さん。午後3時半まで。入場無料ですが定員あり。参加希望者は道北勤労者企業組合(電話0166-37-5017)まで。