地酒スポットはスマホで 普及のためガイドを作成

旭川市内の酒造メーカーなどでつくる「あさひかわの地酒で乾杯推進協議会」は、地酒に関する情報をスマートフォンで簡単に確認できるチラシ「旭川地酒・観光スマホガイド」を作成し、市内の観光施設などで配布を始めています。

重要な観光資源のひとつである地酒の普及と、「旭川市地酒の普及の促進に関する条例」いわゆる乾杯条例の周知が目的です。条例制定を機に地酒の定義が拡大され、男山(株)、高砂酒造(株)、合同酒精(株)の3つの酒蔵に加えて、大雪地ビールも仲間入りしています。

はがき大のチラシにあるQRコードからは、各酒蔵のホームページや観光情報を確認できるほか、市内で地酒を提供している飲食店をまとめた「旭川地酒で乾杯マップ」のページには約70の店舗を掲載。店の雰囲気を伝える写真とともに、おすすめメニューなどを紹介しています。「観光客だけでなく、市民のみなさんにもぜひ活用してほしい。旭川の地酒で乾杯しましょう！」と担当の杉浦さん。

発行は1万部。宿泊施設や道の駅、駅ナカなど観光客が多く訪れる場所に設置しています。問い合わせは旭川小売酒販組合(電話0166・23・2232)へ。