書家・髙濱渉さんの旅立ち あすライブパフォーマンス

旭川市内在住の若手書家・髙濱渉(わたる)さんが、3月11日(土)午後6時から8時に、まちなかぶんか小屋(旭川市7条通7丁目)でライブペイントを披露します。

高校から本格的に書道をはじめた髙濱さんは、四国大学の書道文化学科に進学。在学中に北海道書道展で特選や秀作を受賞するなど実力を開花させました。卒業後は道内の高校で書道講師として勤めるかたわら創作活動を継続。2011年に東京を訪れた際、東日本大震災震に見舞われ、社会や書に対する価値観が大きく変わったことで、書で人々を笑顔にしたいと旭川を中心にライブペイントやワークショップを開いています。

居合わせた来場者の前で生きた文字を書き上げる、躍動感に溢れたパフォーマンスも今回でいったんピリオド。4月から新天地で新たな書道人生を歩むことになる髙濱さんは、「テーマは〝今を生き、未来に進み続ける〟。ライブで今までこの地に生きた証をぶつけたい」と語ります。

昨年から活動を共にしてきたパーカッショニスト・真さんの演奏にのせた、情熱的なパフォーマンスになりそうです。書と音が融合する瞬間にぜひ立ち会って。問い合わせは髙濱さん(電話090・2812・9047)へ。