オリジナルのジーンズラック
をコサインと共同開発

旭川家具とクラフトの魅力を全国に発信する、株式会社北廊が運営するMUKU工房(旭川市宮下通1丁目)が設立10周年を迎えました。それを記念して、シンプルで洗練されたデザインのドレスラックに定評がある家具メーカーのコサインと「ジーンズラック」を共同開発しました。

MUKU工房は主に、ウェブサイトを通して旭川家具を販売しています。取り扱う商品はすべて、どんな使い方ができるのか、使用する木材や質感、職人の思いなどを写真と文で細かに紹介しています。「高価な家具だからこそ、実物を見て買うのと同じくらいじっくり吟味してもらいたい」と主任の小西さんは話します。

今回誕生したジーンズラックのコンセプトは「お気に入りのジーンズを飾る」。多くの人が愛用するジーンズは、手ごろな価格の日常着である一方、数十万、数百万円するヴィンテージが存在し、木と同じように経年変化が楽しめる洋服の一つ。時間をかけて味のあるものに育てていく共通点と、ジーンズ好きな北廊の永原社長のアイデアからディスプレイできるラックが誕生しました。ラックにはデニムと相性が良い、深いブラウンのウォルナットの無垢材を使用。一着のジーンズを宙に浮いたように飾れるほか、ハンガーを10本程度かけられるドレスラックとしても使えます。「デニム愛好家のためにつくった専用ラックです。お気に入りのジーンズを絵のように飾って欲しい」。

価格は4万3000円(税別)で限定15台。販売はホームページから受け付けています。問い合わせは同社(電話0800-800-8334、平日午前9時から午後5時まで)へ。