板金屋さんでワークショップ
職人の仕事に触れてみて

　有限会社宇治板金工業所(工業団地3ノ2)は、夏休みの自由研究にむけて小学校3年生から6年生を対象に、板金加工のワークショップを企画しています。

　同社は屋根と外壁の板金工事の専門会社。これまで幕張メッセや札幌ドーム、大阪ドームといった大型建造物を中心に施工してきました。この技術をさらに磨き、形に残そうと、ベテラン職人たちは空き時間を利用して、銅板などで立体の折ヅルやカメ、クジャクといった小物を製作しています。来年には敷地内に設置した展示室で作品を公開する予定です。

　当日は、(1)あさっぴーの押し出し加工、(2)表札の押し出し加工のどちらかを体験します。職人の指導のもと、薄く柔らかな銅板に描いた下絵や文字に沿って裏側から割り箸でこすり、作品を立体的に仕上げます。「これをきっかけに板金の世界を知ってください」と社長。

　7月30日(土)、31日(日)、8月6日(土)、7日(日)の午前9時半から11時半と午後1時から3時までの各日2回(7日午前の部は定員に達しました)。各回4人ずつで、保護者の同席も可能です。参加費は1500円。申し込みは同社の門脇さん(☎0166-36-1983)へ。