アリョーナさん マンツーマンスクールを開校

道内で活躍するウクライナ出身のサックス奏者、アリョーナさんが主宰する「オフィスアリョーナ　ミュージックスクール」が、旭川市2条通14丁目329-1にオープンしました。

アリョーナさんは6歳から、故郷の音楽学校でボーカル、ピアノ、ギター、ドラムと幅広く学び、地元テレビ局で番組制作や音楽監督、アナウンサーとして活躍。
20歳でハリコフ市国立芸術文化大学音楽部に入学し、ボーカルとサックスを専攻しました。現在はサックス奏者として、道内各地のイベントやライブ活動で演奏を披露するほか、小中学校での講師やボランティアでの施設慰問なども精力的に行っています。

初来日は2003年。母国の気候に近い北海道の魅力に惹かれ、2006年から旭川に移住し、生演奏が楽しめるミュージックバー「ア・エヴァンス」を開きます。しかし、サックス奏者によるマンツーマンレッスンの音楽スクールを作りたいと今年2月に店を閉め、新たな夢にチャレンジしています。

スクールのコンセプトは、気持ち良い音を探し、自分の音を咲かせること。吹きたいという気持ちを大切に、まずは一曲をひと通り吹けるようにレッスンするのがアリョーナ流です。「サックスを始めるきっかけは、〝格好いいから〞〝あの曲をマスターしたい〞など何でもいいのです」と話すように、楽譜がなくてもアリョーナさんが書き下ろし、それぞれの生徒に合わせた吹き方やテクニックでサックスの基本を教えます。

料金は、月額ではなく回数制。1レッスン45分で、学生2000円、一般3000円(回数券4枚綴りは1万円)。入会金無料で、初回のレッスンも無料です。営業時間は正午から午後8時、曜日や時間帯は相談に応じます。問い合わせは、マネージャーのさとみさん(電話090-8630-6413)へ。