秋月で発見！かわいいベトナム雑貨店の実態は？

秋月の中央橋通りを車で走っていると、本格ネパールカレー・ニッサルさんの隣に、なにやら小さな看板が。なになに…「ちっちゃなASIAN雑貨のお店」？よし、入店だ！

扉を開けると、目の前にはカフェやバーを思わせるカウンター席が。目を左に向けてみれば、あるある、ありました、アジアの雑貨らしいビビッドな雑貨たち。
ポーチや巾着、玉ねぎみたいなかたちの灰皿にハンドメイドのアロマポット。そしてもちろんウッディなブレスレットやビーズたっぷりのゴージャスなヘアアクセサリー、ヒールが低くて履きやすいサンダルなどファッション小物も見逃せません。
人気キャラクターがプリントされた布製の「なにか」を見て「これはもしかしてブラジャー？」と考え込んでいた私に、そっと「アジアは空気が悪いエリアも多くてね。布の立体マスクがユニークで仕入れてみたよ」と教えてくれたのは、オーナー・若松文彦さんです。

カウンターでベトナムコーヒーを淹れていただき、少しお話をうかがいました。
「このお店の商品は、ぜんぶ僕が現地で買い付けたもの。とくにベトナムには1～2ヶ月に一回は行っているから、その都度日本の女性に喜ばれそうなものを仕入れて来るんだよ」ですって。どうやら現地の流行を押さえたアイテムが多品種少量、並んでいるようです。

それにしても、なぜそんなにひんぱんにベトナムに…？？
それもそのはず、ベトナムや台湾などアジアからの技能実習生を支援する管理事務所「TAISETSU　TRADING株式会社」がオーナーの本業なのです。技能のあるアジア系外国人を、おもに土木・水産ジャンルの企業に受け入れてもらう送り出し機関としてして運営しています。島根県のスカイブルー食販協同組合の北海道事務所として昨年12月に誕生し、すでに20人ほどの外国人が登録しました。
「実習生のための日本語教室や交流会も開いているよ。この店が国籍を問わずいろんな人のくつろぎのスペースになったらいいよね」と若松さん。
あ、カウンターがあるのはそのせいか！