夢いっぱいの人形劇
「うかれバイオリン」

　人形劇団プークによる公演「うかれバイオリン」が、6月29日(水)午後6時半から旭川市民文化会館(旭川市7ノ9)小ホールで開かれます。旭川市民文化会館自主文化事業。

　働いて手に入れた3枚の銅貨を持って旅に出たトム。途中、出会った貧しい小人の老人に銅貨を分けてあげると、お礼にともらったバイオリンが不思議な力を持っていて…。うそつきな地主や自分勝手な役人たちをも踊らせてしまう、トムが奏でるバイオリンの音色。イギリス人作家のアンドルー・ラングの童話を原作に、変化に富んだ演出で披露します。

　また今回の公演は2本立てで、宮沢賢治の「ありときのこ」「鹿おどりのはじまり」より、「霧と風からきいた話」も併演されます。東北の田舎で暮らす主人公が山菜採りに山へ入ると、霧と風がとっておきの話を聞かせてくれます。郷土色豊かな童話を子供のための人形劇詩に仕上げました。

　1929年に創立し、テレビや映画などにも出演する人気劇団のステージを親子で楽しみませんか。大人1000円、子供700円(当日券各200円増)。文化会館事務室、こども冨貴堂(旭川市7ノ8)で販売しています。問い合わせはこどもたちの小劇場公演連絡協議会事務局(電話0166-46-6100)へ。