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- ADWの基調講演を担当する福岡ハカセこと生物学者の福岡伸一さん
家具やクラフトをはじめ、建築や機械金属、食や観光など、広くものづくりに関連するデザインイベント「あさひかわデザインウィーク2024」(ADW)が、旭川市内や近郊を舞台に、6月15日(土)から23日(日)まで、9日間に渡って開かれます。
ADWは、デザインに関連する展示やイベントを通じて、デザインが生む魅力や価値、将来性を広く紹介するイベントです。今年は「Life with.」をテーマに、デザイン関連のさまざまな団体、近隣自治体や教育・研究機関と共に、例年以上に多くのコラボレーション企画を展開します。
18日午後6時から8時には旭川市公会堂で、ベストセラー「生物と無生物のあいだ」の著者で生物学者の福岡伸一さんによる基調講演が開かれます。2019年にユネスコの創造都市ネットワークにデザイン分野で加盟認定を受けた旭川市は、人と自然の共生を目指し、魅力的で持続可能な地域づくりに取り組んでいます。福岡さんの講演から、創造力の源となる自然の神秘と、生命の本質について考えます。聴講無料。ADWの公式サイトから要事前申し込み。
また日本5大家具の産地である旭川の優れた技術とデザイン力を伝える見本市「ミートアップファニチャー」が、19日から23日に旭川デザインセンター(旭川市永山2条10丁目)をはじめ、旭川市、東川町、東神楽町、当麻町のメーカーや工房で開かれます。デザインセンター会場では各社のエキシビション展示のほか、職人の加工技術を間近に見られる木工技能競技大会も実施。さらに3年に一度開かれる「国際家具デザインコンペティション旭川(IFDA)」の12回目の開催年として、655点から選ばれた入賞・入選作品の特別展示会も行われます。
このほか15日・16日の午前7時から正午には、北彩都ガーデン(旭川市宮前2条1丁目)で旭川の朝ご飯をテーマにしたマルシェ「あさいち」を実施。また22日・23日の午前10時から午後4時には買物公園を会場に、市内の高校生や大学生がSDGsやデザインの考えを楽しく遊びながら子供たちに伝える「まちなかキャンパス」が開かれます。このほかにも様々な企画イベントが予定されています。
講演会の申し込み、各イベントの詳細は、ADWの公式サイトまで。