起業目指す人や新事業応援
ビズカフェ21日からスタート

　起業家の育成や新たな事業展開を目指す人を応援する「あさひかわビズカフェ」が、今月から開講します。旭川市や商工会議所、地元の金融機関などで構成する「あさひかわ起業家支援ユニット」の取り組みで、地域が一体となって起業を支援します。

　来年3月まで月1回のペースで全12回のセミナーを開講(毎回参加しなくてもOK)。国の産業競争力強化法の認定事業のため、一定の修了条件を満たせば、登録免許税の軽減措置や、信用保証枠の拡大など、具体的な支援策が受けられます。

　セミナー内容は、資金計画の立て方、マーケティング技法、経理と税務の基礎知識、ITを活用した販路開拓、ビジネスプランの作成など。参加者によるワークショップや交流会、先輩創業者の体験談を聞く機会も設けられます。

　昨年度の受講者は延べ200人以上。会社員や個人事業主、学生、専業主婦など様々な立場で起業を目指す人たちの交流の場にもなっています。話題のチーズ工房「ジャパチーズ」の長尾英次さんもビズカフェに参加していました。

　登録料は無料。セミナー参加料は1回500円で、交流会は実費1000円程度。初回は4月21日(木)午後6時半からで、会場はマチバル(旭川市2ノ8買物公園)。石丸販売能率研究所の中小企業診断士、石丸信義所長が、「創業とは～あなたの夢は実現するためにある～」と題して講話を行います。定員20人。

　一般財団法人旭川産業創造プラザのホームページから申込書をダウンロードし、メールかファクスで申し込んでください。問い合わせは、同法人(電話0166-68-2820、FAX0166-68-2828、arc-net@arc-net.or.jp) へ。