6チームがアイデアを発表
まちづくりプランコンテスト

　若者が自由な発想でまちの未来を語るイベント「旭川まちづくりプランコンテスト」が、2月27日(土)午後1時から旭川市民文化会館(旭川市7ノ9)小ホールで開かれます。

　同コンテストは15歳から34歳までの若者が対象で、自分のまちに対する思いをプランにして発表する機会を作り、地元の社会人との交流を通してプランの実現を目指します。地元の税理士法人、金融機関、百貨店、家具メーカー、旅行会社などに勤める社会人らが応援隊となり、その活動を支えています。

　今年は、中高生のボランティアサークルのメンバーや経済学を学ぶ大学生、地元信金に勤める若者など6チームが参加予定。学生が主体で企画運営するカフェ開業のプロジェクト、高齢者の買い物サービスを行うタクシービジネス、銀座商店街の活性化を目的とする商店街ビジネスモデルの実践など、多彩なテーマで発表が行われます。

　実行委員長で旭川大学准教授の浅沼大樹さんは、「2回目を迎える今回は、事前に社会人の応援隊との交流を深めながら、実現性を意識したプランを作成できたことが前進した点です。地域を元気にしていくために最も必要なのは、世代間のコミュニケーション。若者たちといろいろなバックボーンを持った大人たちが交流することで、若者の意識やモチベーションが刺激されたらよいと考えています。取り組みを通して、若者たちには言いっ放しにせずに実現のために動くことまで経験してほしいですね」と思いを語ります。コンテストの観覧は無料です。問い合わせは浅沼さん(電話090-7515-0650)へ。