コンビニのお仕事ってどんな感じ？6月にワーキング体験会

コンビニ大手のローソン道北支店が、シニア層をはじめ幅広い世代を対象にした「ワーキング体験会」を6月15日(土)、旭川で初めて実施します。いまや日々のくらしの欠かせない存在になったコンビニ。一方で、人手不足の問題はここ道北でも例外ではなく、体験会を通じて、経験豊富な高齢者に活躍の場を提供するきっかけにしたい考えです。

コンビニの働き手不足は全国的な問題になっています。特に食品や日用品を購入する場所が近くにない土地では、高齢者にとってコンビニは貴重な社会インフラ。店舗を維持していくことは、社会的な責任でもあります。

ローソンでは、こうした現状の解決策として、シニア層の働き手に着目。全国各地でシニアワークキング体験会を実施し、高齢化する地域を高齢者が支えるという取り組みを進めています。

「実際にシニアの方に働いていただいて感じるのは、コミュニケーション力の高さや、ゴミ捨てなど気遣い仕事も率先して行う姿勢が、若いスタッフにもよい影響を与えているということ。消去法ではなく、いまは積極的にシニア層も採用しています」とローソン道北支店の教育担当者。実際、道北支店管内の店舗でも、地域のお客さんが、顔なじみのスタッフと買い物がてら日常会話を楽しむ場面が増えているそうです。

ワーキング体験会では、ローソンの仕事を疑似体験できます。店内厨房での調理や、自動釣銭機の導入で簡単になったレジ操作などを行います。調理体験で作った料理は試食や持ち帰りもできます。対象はシニア層だけでなく、子育てがひと段落した主婦、個人事業主でダブルワークを探している人、もちろん学生など若者も歓迎しています。事前予約制。会場は、ローソン道北支店(旭川市神楽2条9丁目 ローソン神楽2条店2階)で、午前10時と午後2時からの2回行います。申し込みはローソン道北支店(☎0166-63-4881)へ。