人形作家・宮竹眞澄さん
作品が生まれた地で特別展

旭川市在住の人形作家、宮竹眞澄さん＝写真＝の作品展が、6月8日(土)まで東川町複合交流施設せんとぴゅあIで開かれています。

宮竹さんは独学で人形づくりをはじめて40年余り。11年前から、夫婦ふたりで東日本大震災の被災地や、宮竹さんの出身地の大分県など全国で巡回展を続けてきました。先日100回の区切りがつき、今回は今の作風が生まれた東川町で開く最後の人形展です。自身が子供の頃に見た昭和の風景や、汗を流して働く農家の姿、各地の伝統的な祭りの風景など81作品、240体の人形を展示しています。

「多くの人と出会えたのは、人形のおかげ。体力的にも厳しくなってきたので、これまでのスタイルでの巡回展はひと区切りをつけます。これからは新しいモチーフにもチャレンジして、ゆっくり時間をかけた作品作りをしていきたい」と宮竹さん。

初の試みとして、今回はスマホや携帯で作品を撮影できます。入場料500円、高大生300円、小中生100円。5月21日号のライナー紙に100円引きのクーポンが付いています。問い合わせは実行委員会(電話0166・36・6221)へ。