D1プロドライバーとマシンも登場

車のドリフト技術を競う「北海道ドリフトチャレンジ2019」が6月2日(日)、カムイスキーリンクス特設コース(旭川市神居町)で開かれます。ドリフト競技の最高峰「D1グランプリ」のプロドライバーもデモ走行で参加する、注目の大会になりそうです。

ドリフトは、タイヤを横滑りさせながらカーブを曲がる技術。ラリーなどでエンジン回転数を落とさず曲がるため、アクセル、ブレーキ、ハンドルと、複合的で高度な操作が求められます。

旭川での大会は、市内で自動車整備工場を経営するプロドライバーの畑中真吾さん(D1)、能澤悠多さん(フォミュラードリフトジャパン)と知人らで実行委員会を組織。市内には専用サーキットがないため、大雪カムイミンタラDMOが運営するカムイスキーリンクスの駐車場を借りることになりました。

大会には、プロドライバー4人と、道内の有力選手16人が出場。トーナメントで、滑りの角度やスピードなどドリフト技術を競います。またプロドライバーによるデモ走行では、競技仕様の1000馬力マシンも登場。迫力満点のドリフト走行を披露します。人数は限られますが、ドライバーとの同乗走行も体験できます。畑中さんは「ドリフトは、世界で注目される日本発祥のプロスポーツ。道内トップ選手の迫力ある走りを旭川の人たちにも楽しんでもらいたい」と話しています。

大会は午前9時から午後5時まで。チケットは2000円(当日3000円)で、ローソンチケット(Lコード：12107)で発売中。小学生以下は無料です。また当日大会をサポートしてくれるボランティアスタッフも募集しています。問い合わせは実行委の山田さん(電話090・8373・9735)へ。