人形作家・宮竹眞澄さん
10年の歩みを写真集に

明るく、たくましく生きる人々を題材に人形を作り、夫婦で全国各地で巡回展を開いている旭川市在住の人形作家・宮竹眞澄さんが、写真集「二人三脚・人形の旅」を出版します。

幼い妹をおんぶして学校に通う少女や、井戸のまわりで談笑する近所の人々、震災からの復興を願いスコップでがれきを片づける夫婦、地域の祭りで踊る人など、60作品を紹介しています。10年に及ぶ人形展の歩みを振り返るとともに、眞澄さんとの出会いや作品展に来場者があるかドキドキした体験など、夫の博信さんも夫婦の軌跡や思いを綴りました。A4判、72ページで2500円。市内のジュンク堂書店で3月から販売します。

また、き2月23日(金)から25日(日)まで道の駅ひがしかわ「道草館」で記念の作品展を開きます。宮崎の風物詩「シャンシャン馬」の作品を初披露するほか、各地の祭りの風景など約10点を展示。さらに、写真集を特別価格の2000円で、各種グッズや一部の人形の販売も予定しています。入場無料。「人形に寄せる私たちの思いに触れてもらえれば」と博信さん。問い合わせは工房(☎0166・36・6221)へ。