農地に雪上ドリフトコース
週末はラフティング体験会も

自動車やスノーモービルを使った冬のアクティビティが楽しめる北海道鷹栖スノーパークが、(有)助安農場にオープンしました。観光客に広大な農地を生かした遊び場を提供します。

代表の助安誠二さん＝写真右＝は、夏はモーターパラグライダー、冬はスノーモービルなどのモータースポーツ愛好家としても知られています。以前、町を訪れた外国人観光客のツアーを手伝った際、バナナボートやスノーシューに大喜びしてもらえたことから、趣味を生かしてもっと本格的な雪遊びスポットを作りたいと敷地内を整備しました。

現在体験できるのは、雪上ドライビングとスノーラフティング。雪上ドライビングは、プジョーやシボレー、BMWなど7車種から車を選んで、特設コース内を走行します。横滑りしながらカーブするドリフトはスリル満点。1団体(人数制限なし)90分7万円、要予約。

ラフティングはボートをスノーモービルでけん引し、雪が降った日はコースだけでなくふかふかの新雪の上まで左右に蛇行しながら進みます。スピードは3段階から選べ、一番速い「ハード」は顔中に襲い掛かってくる激しい雪しぶきと風圧で、まるでジェットコースターに乗っているよう。1回5000円、6人まで搭乗可能。1月19日(土)・20日(日)午前10時から午後3時には、スノーラフティングを1人1回300円で楽しめる体験会を開きます。予約不要。

「例年より雪が少なくまだ完成していませんが、今月下旬にはカマクラや大型滑り台など無料エリアも登場します。地域の方もぜひ遊びに来て」と助安さん。予約、問い合わせは鷹栖スノーパーク(htsnowpark@gmail.com)へ。