振る舞い甘酒や焼そばも
今年が最後の打ち上げです
東旭川豊田地区で年越し花火
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旭川市東旭川町豊田地区で28年に渡り続いてきた年越し打ち上げ花火が、今年フィナーレを迎えます。イベントを率いてきたメンバーらは、いま最後の準備に追われています。
地域おこしの会のメンバーたち。だいたいの決め事はお酒の席で、というゆるやかで楽しい会です 30年ほど前、米農家の高橋徳見さんや花農家の二階堂博さんら飲み仲間が、地域の子供祭りに花を添えようと屋台を出店したのがきっかけで、10人ほどのメンバーが地域おこしの会を作りました。祭りや学校行事に関わるなどのんびりと活動してきたそうです。
結成当初はイベントごとに来場者と手持ち花火を楽しんでいましたが、もう少し大規模にできないかと91年に年越しの打ち上げ花火を企画。近隣からも協力を仰ごうと、一週間かけて200軒近い住民に寄付を呼びかけました。高橋さんは「最初はみんな驚いていましたが、今ではお金を用意して待ってるよと電話をくれるまでになって。地域の理解を得られたことで長年続けてこられた」と笑顔を見せます。
ただ当時からはメンバーの人数が減り、高齢化も進んで体力的な負担が増すように。「地域住民も同じ状況で、年末の夜中に集まるのが難しくなってきてね」と二階堂さん。「平成も終わることだし、今回が最後だなと」。
氷のランタンが灯る豊田八幡神社。お正月はおみくじも引けます 打ち上げ会場は東旭川町豊田八幡神社付近。境内までの一本道には手作りの氷のランタンが灯り、温かく幻想的な雰囲気で来場者を迎えます。大晦日の午後11時ころから甘酒や豚汁の振る舞いが始まり、「豊田ふるさと太鼓」が演奏を披露したのち、午前0時から打ち上げがスタートします。間近で見上げる迫力の花火はおよそ15分間。住民が支えてきた新年を祝うイベントの、最後の姿を見守って。
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