ついにオープンのゲレンデも
お待ちかねのスキー場速報

積雪不足から延期が相次いでいた近隣のスキー場が、ようやく動きを見せはじめました。

きょう12月14日(金)午前9時に先陣を切ってオープンするのは、カムイスキーリンクス。運営母体が「大雪カムイミンタラDMO」に移行して初めての冬、ブランドカラーを青から赤に、そして場内の設備をさまざまにリニューアルして準備を整えてきたものの・・肝心の雪が積もらず延期に次ぐ延期を余儀なくされていました。「平地で降り積もっているのに、カムイの山では晴れている、なんてこともありました」とどこか遠い目で話してくれたのは営業担当の阿部純也さん。自身もスキーを愛する一人として、ようやくオープンが叶ったことで肩の荷も下りたことが、カムイ公式フェイスブックに書き込まれたメッセージのテンションの高さからも伺えます。とはいえ、きょうのオープンでは全面開放とまではいかず、滑走可能なコースは山頂付近と山ろく付近のみ。中腹はまだ雪が十分ではないため、山頂で滑ったあとはゴンドラで下山することになります。リフトの運行は第3が午後3時、第4が午後4時半まで。ゴンドラはのぼりが午後2時半まで、下りは午後3時まで。

また市街地からほど近いサンタプレゼントパークは、現在もオープン日は未定。「私の日ごろの行いが悪いのでしょうか・・」と悲しげな表情を見せる支配人の気持ちを癒すには、たっぷりの雪に降ってもらうよりほかはなさそうです。

隣町では、同じくきょう、ぴっぷスキー場が第2リフトの運行を開始。ナイター営業やほかリフトの運行も、この先の降雪にあわせて拡大していきます。一方、今年からリフトを1基増設したキャンモアスキービレッジは、南に面するゲレンデ事情もあって雪が不足しており、15日から22日にオープン予定日を変更しています。

いずれのスキー場も、最新情報を公式ホームページやツイッター、フェイスブックなどで公開しています。ようやく始まるスキーシーズン、雪が遅かった分、春先まで長く楽しめるといいな・・。