糖尿病ってどんな病気？
22日に市民公開講座

　旭川医療センターは8月22日(土)の午後2時半から、大雪クリスタルホール旭川国際会議場1階(神楽3ノ7)で市民向け講座「糖尿病健康セミナー」を行います。

　生活習慣病のひとつといわれる糖尿病は、血糖を下げる働きがある唯一のホルモン「インスリン」の作用が不十分なため、血液中のブドウ糖が有効に使われず血糖値が高くなってしまう病気で、合併症を引き起こすなど様々な問題を生じさせます。軽症の場合は自覚症状が見られにくく、発見が遅れてしまうことがあり、近年では若年者の発症も増加しています。

　今回のセミナーでは、合併症のひとつ「糖尿病足病変」の予防になる足のケア法や、血圧を下げるための有酸素運動と筋力トレーニングについて、心疾患が起きやすくなる糖尿病と動脈硬化の関係などを午後3時半から、同センターの専門家が講演します。

　講演前には会場内の体験コーナーで、低カロリーのおやつの試食、血糖値や血圧の測定、運動で消費されるカロリーや栄養相談、服薬している薬剤についての相談を無料で受け付けます。参加無料、申し込み不要。問い合わせは同センター地域医療連携室(電話0166-51-3161)へ。