流れる時代に思い馳せて
歴史的建造物を巡ろう

旭川の歴史と建物を知る見学会が、9月9日(日)に実施されます。主催は、市内で30年にわたって活動を続ける「旭川の歴史的建物の保存を考える会」。

これまでにも道内各地で見学会を開いてきましたが、北海道命名150年の今年は、地元の歴史的建造物をじっくり見て、その歴史を学ぼうと企画しました。当日は午前9時から午後5時まで、現存する上川最古の建物である上川郡農作試験場事務所や、旭川最古の橋で明治から現代まで4代にわたる変遷が残る観魚橋、米飯地区にある旭川入植時の豪農の養蚕民家のほか、元第七師団の官舎で今は個人が所有する松本宅も特別に間近で見学します。また、昭和初期の建物を改装したフレンチレストラン・オネットでランチのお楽しみも。

「時代背景など、建物にまつわる歴史を解説しながら、旭川の端から端まで14カ所ほどを巡る予定。その後も時間がある限り、できるだけ多くの建物をご紹介したいと思っています」と同会の竹田さん。参加費はバス代、昼食代、資料代、入場料込みで5800円。定員あり。雨天決行。申し込みは竹田さん(電話090・9528・1730、 kan2@mac.com)まで。