短い夏を彩る幻想的な光
西神楽公園でホタル祭り

旭川市西神楽ホタルの会は、7月28日(土)から30日(月)に西神楽公園(旭川市西神楽南1ノ1)で「ホタル祭りin西神楽」を開きます。短い夏の夜を淡いまたたきで照らす幻想的な光景に、今年もひとときの安らぎをもらえそうです。

採卵から1年をかけて育てた幼虫の放流や生育環境の整備など、公園内でのホタルの自然繁殖を目指して始まったこの取り組みは今年で23年目。西神楽小・中学校の児童や生徒も協力し、地域一丸となってホタルの里づくりを進めています。「これまでの研究と実践で、自生するホタルが飛び交う公園まであと一歩のところまできています。会員たちの地道な活動の成果をぜひ見にきてください」と会の担当者。

期間中は公園内のせせらぎや遊歩道を散策しながら、夜空や木々の間を飛び交うおよそ2000匹のホタルを鑑賞できます。また特設会場では、西神楽中の生徒たちが活動やホタルの生態をまとめたビデオを上映するほか、ホタルまんじゅうや地元農家による新鮮な農産物の販売を行います。

各日午後7時半から9時半まで。入場無料。無料駐車場あり。問い合わせは同会(☎︎0166・75・3669)へ。