東高英語部が学校祭で
小児がんの寄付募る

旭川東高校英語部は、7月7日(土)・8日(日)の学校祭で「レモネード・スタンド」を開きます。手作りのレモネードを販売して小児がんと闘う子供たちや治療研究を行う医療機関への寄付を募る、アメリカ発の募金活動です。

顧問の藤井亜希子教諭が英語の教材で取り上げたのをきっかけに、3年前から実施。同時に部活で世界と日本の小児がん治療の現状や患者家族の生活などについて調べ、理解を深めています。

先月は旭川医大の小児科を訪問し、絵本の読み聞かせやゲームなどのボランティア活動を行いました。「自分が暮らす地域にも病気と闘う子がいるんだと実感し、子供たちのため頑張ろうと思いを深めました」と部長の及川玲菜さん。

学校祭では、活動や小児がんの現状を広く知ってもらおうと、部員が調べ学んだことをまとめた壁新聞も掲示します。「活動に賛同し、スタンドを実施してくれる学校や団体が増えたらうれしい」と企画担当の高橋知里さん。午前10時から午後3時(8日は2時)まで。売り上げはがん患者をサポートするNPO法人に寄付します。問い合わせは東高(電話0166・23・6318)へ。