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まちのあちこちでクリスマスツリーを見かける時期。いまライナーウェブ内「めりくりつりー」ページでは、スタッフが見つけた旭川市内近郊のクリスマスツリーやリースを紹介しています。
- 11月11日のジュエリーデーにちなんで始めたそう。ダイヤモンドの砂時計や額装されたカメオも一緒に展示しています
1987年から30年続く大西時計店のジュエリーツリー【①】は、今年は1000万円を超えるエメラルドとタンザナイトが主役です。さらに、ダイヤモンドやルビー、サファイア、パールなど総額1億円にもなる指輪やネックレスを飾ったゴージャスな仕上がり。
宝石はすべて購入できますが、果たして実際に売れているの?誰もが感じる疑問に、店長は「かなり高価な品ばかりですので、即決なさる方はさすがに…」と笑います。なかなか手は届かないけれど、いつかを夢見る女性へ、夢いっぱいのプレゼントですね。
来年4月に「星野リゾートOMO7」とリブランドオープンが決定している旭川グランドホテル【②】は、豪華なシャンデリアの下に3メートルの正統派ツリーと、サンタクロースと撮影できるソファ席を用意しています。今後のリニューアルでロビーの雰囲気も大きく変化しそう。旭川グランドホテルとしては最後のツリーです。また旭川大学の図書館【③】では、学問の場らしく、渋いグリーンの表紙の東洋文庫466冊を組み上げたユニークなブックツリーが登場しています。
- 華やかなツリーとサンタは観光客のフォトスポット
- 絶妙なバランスを保った仕上がりは一見の価値あり
- 突哨山の若きキコリ・清水省吾さんが伐採した立派な枝ぶりのトドマツに、まる一日かけて装飾しました
自然そのまま、生木のツリーを飾っているのはピピカフェ比布駅【④⑤】です。旭川市と比布町にまたがる突哨山で間伐した3メートルのトドマツに、これも山で拾った小枝やシラカバの樹皮などから手作りしたオーナメントを飾りました。「身近な木々もこうして飾ることで素敵な印象になることを知ってもらえたら」と飾り付けを担当したフローリストの関那々子さん。針葉樹らしい爽やかな香りが店内に満ちています。
- オーナメントのカラーを統一すると、ぐっとおしゃれに
今年らしいクリスマスツリーの飾り方について、インテリアコーディネーターの二人に聞いてみました。
「リボン使いがおすすめ」と提案してくれたのはデザイントークの大谷薫さん。「オーナメントが毎年同じでも、ボリュームや色、素材を変えるだけで雰囲気も手軽に変えられます」。実際に店内では、たっぷりひだを寄せた大きなリボンの端を長くカールさせた、なんともロマンティックなツリーを展示しています。
雑貨店エルフ【⑥】の中川真弓さんは「オーナメントは白やシルバーをベースに、ブルーを少し取り入れるのが今年流」と話します。美しい雪の街をイメージした配色で、大人っぽく上品に仕上がりそう。さらに「子供のおもちゃやお気に入りの小物を下げてもユニークですね」とアドバイスをくれました。
◆上の子供が6歳になり、ようやくツリーを買いました。アパート住まいで、これまでは壁にマスキングテープでツリーを描いたり、フェルト工作でごまかしてきましたが、さすがに不憫に思い…。「買ってくれてありがとう」と、にこにこと朝に晩に満足そうに眺めている姿を見て、今年一番良い買い物だったと確信しました。(文・魚家未姫)