美瑛のお米だけで作りました
災害時に使えるアルファ米

防災に対して全国的に意識が高まる中、JAびえいでは美瑛産の米を使用した乾燥米飯アルファ米を使った「びえいの丘めし」シリーズを商品化し、美瑛選果(美瑛町大町2丁目)で販売しています。

アルファ米は、一度炊いたご飯を乾燥させた米で、長期保存が可能です。湯を注いで15分、水なら60分で食べられるため、非常用の保存食やレジャー用食品として利用されています。JAびえいでは近隣のまちが直面した昨今の災害をきっかけに災害備蓄用食品の重要性を感じ、アルファ米製造販売大手の尾西食品(本社東京)に依頼し開発に乗り出しました。

使用するコメはつや、粘り、甘さのバランスが良くチャーハンなどに合う美瑛産「ななつぼし」。乾燥状態では1袋100gと軽量ですが、お茶碗で軽く2杯分の量が出来上がります。味はドライカレーと五目ごはんの2種類。「他にもチキンライスや赤飯など10種類くらい候補があり、社内で食べ比べて人気の高かった2つを商品化しました。味に自信ありです」と担当者は話します。

1袋450円。徐々に販路を拡大する予定です。問い合わせは同販売部(電話0166・92・2111)へ。