建築と防災のイイ関係
9日にほくそうけん公開デー

北方建築総合研究所(旭川市緑が丘東1条3丁目、リサーチパーク内)は、9月9日(土)午前10時から、研究所内を一般に公開します。

快適でよりよい北国の暮らしを実現するため研究と実験を重ねる「北総研」で、所内を回りながら建築や防災、まちづくりについて学びませんか。迫力あるコンクリートの負荷実験や巨大バーナーによる壁材の燃焼実験など研究所の取り組みの一端を見学できるほか、竹ひごで家を作り振動に何秒堪えられるかを競うコンテスト、隣の部屋から聞こえる単語を聞き取る防音性能クイズなど、小さな子供も工作や体験で楽しく遊びながら、先進の科学技術に触れられます。

なかでも3000年前の十勝岳噴火を再現したポップコーン火砕流や、津波の速さと高さを体感できるコーナーは身近な災害について理解を深め、いざというときの心構えを養う企画。妊婦や高齢者の擬似体験セットを使って、高い場所への避難体験にも挑戦します。

参加無料。「年に一度の施設開放の日です。この機会に私たちの取り組みや最新の科学技術を知っていただけたら」と担当者。午後4時まで。問い合わせは北総研(電話0166・66・4218)へ。