東川町が全国に向けて発信
「大雪山・神々が遊ぶ庭を読む」

先月、新評論社から出版された、北海道の屋根・大雪山と人々との関わりを中心に数々のエピソードを収録した「大雪山　神々の遊ぶ庭(カムイミンタラ)を読む」が、全国の書店やオンラインショップで人気を集めています。

昨年「写真文化首都」を宣言した写真のまち・東川町編、岩見沢市在住の山岳史家で「大雪山房」主宰・清水敏一さんと元北海タイムス記者で現在、東川町史編集専門委員の西原義弘さんによる執筆。表紙や口絵には、東川在住の写真家で北海道知事認定アウトドアガイド、大塚友記憲さんによる大雪山の四季の景色が収められています。

大雪山に降る雪の結晶の美しさや日本一のクロスカントリーコースなど雪の魅力、大雪の山々の名の由来、枯れ木でSOSを山中に残した遭難事故など、大雪山の忘れられたエピソード、知られざる一面を拾い上げながら書き進められた一冊です。

四六判上製、376ページとカラー口絵8ページ。価格は2916円(税込)。東川町内の道の駅ひがしかわ「道草館」、「フレンドショップながさわ」(同町西町1)ほか、全国の書店各店で販売しています。