畑からすぐに食卓へ
レストランバスが美瑛に

美瑛の魅力を発信する「丘のまちびえい活性化協会」は、車内で優雅な食事が楽しめるレストランバスで、町内の観光スポットや農園を巡るツアーを9月2日(土)・3日(日)に実施します。

レストランバスは、点在する観光地を便利に繋ぎ、同時にその土地の食に触れることをコンセプトに誕生しました。1階は厨房で、同乗するシェフが作りたての料理を提供します。2階には25人分の座席とテーブルを備え、透明な屋根を開けると開放的な景色の中で食事ができるユニークな仕組み。日本にはまだ2台しかなく、これまでに東京、新潟、熊本などのツアーで好評を得ています。

同協会の泉剛生さんは、先日初めて札幌や小樽を巡る道内ツアーが企画されたのを聞き、美瑛への訪問を熱望。2日間だけの特別プランが実現しました。「トウモロコシやジャガイモの収穫体験を盛り込んだコースも用意しました。採れたての食材をシェフがその場で調理するバスツアーは、観光と農業が結びついた美瑛らしさを十分に伝えられる画期的な方法。収穫期に入るこの時期のまちの風景も、ぜひ多くの方に楽しんでほしい」と話します。

2日間とも3コースを巡行します。町内の人気店ビブレの焼きたてパンとコーヒーの朝食コースは一人3000円、真っ白なトウモロコシ「ピュアホワイト」を使った中華料理を堪能できるランチコースは一人1万2000円、茜に染まりゆく景色をワインと味わうコースは一人1万3000円。いずれも市街地を発着場として、美しい丘や農園を巡ります。各25人定員。希望者は8月25日(金)までに、丘のまちびえい活性化協会のホームページ(https://biei-act.jp/)から申し込んでください。問い合わせは同会(電話0166・92・5677)へ。