活動的な姿、見に来て
8月15日まで夜の動物園

旭山動物園(旭川市東旭川町倉沼)は8月15日(火)まで、開園時間を午後9時まで延長する「夜の動物園」を実施しています。

日本最北の園として北方に生息する動物が多く暮らしているため、中には夏の暑さに弱く日中はほとんど活動しない種もいます。この企画は、涼しくなる夕方から活発になる動物や夜行性動物の生き生きした姿を見てほしいと、昭和62年から始まりました。

期間中は、飼育スタッフが各展示施設でそれぞれの動物の生態や習性を解説します。これまで夜間は公開していなかった「こども牧場」も、照明設備などが整い今年初めて開放します。さらに紙芝居、動物園○×クイズなど、子供が楽しめる企画を用意。正門付近には市内の南高校や永山小・中学校の生徒らが作った大型あんどんが、西門広場などには屋台も登場し、昼間とは違う雰囲気を盛り上げます。

「7月に開園50周年を迎え、準備からスタッフの意気込みが違います。今年も皆さんに楽しんでいただけるはず」と広報の畠山さん。入園は午前9時から午後8時まで。問い合わせは同園(電話0166・36・1104)へ。