思い出のばあばの味を伝えたい
旭川産米で作る、長野の郷土菓子
五平餅
なっちゃんの五平餅


- 住宅街の一角で開店。店主のなっちゃんがこの笑顔で迎えてくれます。使う米により炊き加減を変えていますが、現在はピカピカの新米なので、通常よりやわらかめの仕上がり。来店時に温かいお茶のサービスもあり
「長野で暮らしてたばあばが、おやつに作ってくれた味なの」。タレに使うクルミを山で拾って殻むきするのは、なっちゃんたちの仕事でした。70歳を超えてふと思い出した懐かしい情景。また食べたいな、と思いが膨らみ、先月お店をオープンしました。
主役は旭川産の新米ゆめぴりかで作る半づき餅。注文後に炙ることで表面は香ばしく、ひと粒ひと粒ふっくら、甘みを感じる仕上がりに。コク深いクルミみそのタレが、何とも言えない滋味を添えています。もちろん今も、クルミの殻むきと下処理はなっちゃんの手作業です。
「ばあばの味にはまだ遠くて」。あの感動を伝えたいと、試行錯誤を続けます。1本300円。電話予約可。
なっちゃんの五平餅
旭川市東鷹栖4条4丁目639-220
TEL 090-5951-6305
営業時間 12:00〜売切まで
定休日 金曜
駐車場あり
Instagram @goheimochi.higashitakasu
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