旬の常識を覆し冬に目覚める
アスパラ界のうるわしき白雪姫
JA東神楽
雪アスパラ®
道内有数のアスパラの産地・東神楽町で4代続く吉原農場で、8年目の雪アスパラが収穫期を迎えています。通常、春から初夏が旬ですが、ここでは12月下旬から2月の真冬にホワイトとグリーン併せて2トンを出荷。そのうちホワイトは収量500キロと、特に希少です。
真冬は地元野菜が品薄に…。長年の悩みを吹き飛ばしたのが桁違いの甘さを誇るこの雪アスパラです。特にホワイトは希少で、収量は約500キロ。収穫後はJAや道内外の飲食店へ届けられます 雪アスパラは2年の育苗後、ハウスに移植し栽培します。低温の暗室の中、糖の消費を抑えてゆっくり育てることで、果物のように甘く瑞々しい味わいを引きだします。代表の吉原康弘さんは「春夏とは栽培方法も味わいもまるで別物」と話します。
「厳寒期においしく育つのか」―半信半疑ながら、継いだ技術と経験をもとにJAと試行錯誤して製法を確立した雪アスパラは、今や地域を代表するブランドとなりました。「質と味に妥協せず、皆さんの期待に応えたい」と熱い思いを語ります。
ホワイトアスパラを収穫する吉原さん。外光を遮断したハウス内の温度は20度。ストレスのない環境で、白く艶やかに育てます 関連キーワード
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