東川町のお酒が一堂に！
初のメーカーズイベント開催

東川町の5つの酒メーカーが集まり自社製品を販売する「ひがしかわお酒フェス」が、9月20日(土)の正午から午後6時に、せんとぴゅあⅠ(東川町北町1)で開かれます。清浄な旭岳の雪解け水と地域の自然が育んだ美酒の数々が一堂に集まる、初のイベントです。

参加企業は、ワインを製造する東川振興公社と雪川醸造、トノトヴィンヤード、そして日本酒の三千櫻酒造、8月に開業したばかりのジンとウィスキーの丹丘蒸留所の5社。

赤・白ワインやスパークリングワイン、日本酒にどぶろく、トドマツの爽やかな香りが生きるジンなど、人気銘柄から初仕込みの新作まで多彩なバリエーションが並びます。いずれも町内で栽培されたブドウや酒米を使用した酒造りを行っていることから、地域の特色と魅力を存分に味わうことができます。

また町内の飲食店も出店し、こうしたお酒に合う自慢のフードを提供します。出店はワインオーベルジュを営む東川ペリカン、パスタ食堂の東カワウソ、お菓子喫茶みうらなど5店。ポトフやチキン料理など心温まる惣菜からお酒をきかせた焼き菓子まで、こちらも見逃せない顔ぶれです。

企画の中心となる三千櫻酒造の社長・山田耕司さん＝写真＝は、「当蔵が岐阜県から移転して5年が経ちました。今年、町内には新たに蒸留所も完成し、秋にはビール醸造所の開設も予定されています。多彩な酒を味わえる環境が整ってきたいま、地域のためのイベントを始めたいと思い、企画しました」と笑顔を見せます。今後も、年に一度の実施を目指しています。入場無料。問い合わせは三千櫻酒造(Tel.0166-82-6631)へ。