昨年行われた国際家具デザインコンペティション旭川(IFDA)のブロンズリーフ賞受賞作「ドロワーアンドシェルフ」を、旭川家具メーカーの株式会社コサインが製品化し、先日から旭川デザインセンター(旭川市永山2条10丁目)で展示販売を始めました。

京都府の可児美帆さんがデザインしたドロワーアンドシェルフは、すべての棚板をスライドして引き出せる作りで、使用者が自由に演出できる点が評価されました。コサイン代表の星幸一さんは、「圧迫感のないスマートなデザインが私たちの作る家具の雰囲気とマッチしていたことから、可児さんを応援したいと思い、今回製品化に立候補しました」と話しています。

棚板を動かして空間を広げたり、区切ったりできる演出の面白さがある一方で、課題となったのは家具としての機能性です。重心を確保するために底板には鉄板を入れ、引き出した際にしっかり止まるように本体と棚板にマグネットを仕込みました。このことで課題となっていた強度と安定性が保たれ、旭川市工芸センターでの強度試験もクリアし、各棚2キログラムまでの耐荷重量を実現しました。

樹種は道産タモを使用。色味の濃淡の差や木目の個性が出やすく、製品一つひとつで異なる雰囲気が楽しめます。ナチュラル(写真)は23万6500円、ブラウンは27万5000円。問い合わせはコサイン旭川本店(Tel.0166-47-0123)へ。