音楽家の守時タツミさん
6月に景色の見える音楽会

NHKラジオなどで活躍するキーボード奏者の守時タツミさんのライブ「景色の見える音楽会in北海道」が、6月2日(日)午後5時から神楽公民館木楽輪ホール(旭川市神楽3条6丁目)で開かれます。

守時さんは40歳前までは、ロックやポップスのミュージシャン、アレンジャーとして活動。佐野元春、ザ・ハイロウズ、藤井フミヤ、Kinki KidsなどJ―POPの第一線で活躍するアーティストと仕事をしてきました。その後、毎日新聞社とノーベル平和賞を受賞したワンガリ・マータイさんが共同で提唱し、2005年にスタートしたMOTTAINAIキャンペーンに共鳴し、自然の音と曲をミックスした「MOTTAINAI SOUND」を企画、プロデュース。山や海、町の音など、その土地で聞こえてくる自然の音を収録し、目にした光景と感じた思いで紡いだ楽曲は高い評価を得ています。

今回のコンサートは2015年から担当するNHKラジオ深夜便「景色の見える音楽」の10周年記念として企画されました。5月にリリースされるミニアルバムの楽曲を中心に、旭川や美瑛、野付の海岸など北海道の景色から着想した曲も多数披露します。

守時さんは「風の音、小鳥のさえずりなど、日ごろ聞き流している自然の音に耳を傾けると心が癒される。音楽を通じて、各地の豊かな風土を未来の子供たちに残したい」と語ります。忙しい日常を離れ、自然の音とメロディーに包まれながら、美しい景色が目に浮かぶ音楽会になりそうです。

入場料は大人4000円、中学生以下2000円。ジュンク堂書店旭川店、コーチャンフォー旭川店ほかで販売中。メールでの申し込みは主催のデシベル合同会社( keshiki@decibel.jp)へ。