ナポリタンなど昭和の
純喫茶風メニューで再出発

銀座商店街の銀座センタービル1階(旭川市3条通15丁目)のコミュニティースペース「みんなのカフェ銀座」がリニューアルオープンしました。運営するあさひかわ福祉生活共同組合の常務理事、柴山祐子さんは「より幅広い世代に利用してもらえるカフェとして飲食メニューを見直しました。気軽にお立ち寄りください」とPRしています。

みんなのカフェ銀座は、商店主やお客さんの高齢化が進む銀座商店街の一角に、家や職場に続く「第三の居場所づくり」を目指して、2018年オープン。約200平方メートルのスペースにはテーブル席10卓以上を備え、市民の絵や写真を飾るギャラリー設備や図書コーナーもあります。

これまで食事メニューは、お年寄りの利用を想定して、優しい味付けの和食が中心でしたが、「外出した時くらい、ふだんとは違うものが食べたい」「若者にも満足してもらえる料理を」という声が多かったため、スパゲティーやカレーなど昭和の喫茶店をイメージしたメニューに一新しました。

看板メニューのひとつ、ナポリタン(700円)は麺がぷっくり膨れるまで茹でたソフト食感。「アルデンテって何ですか？」という時代の純喫茶の味を目指しました。一方、自慢のカレーは手作りのトマトソースを煮込んだ本格的な洋風カレー(700円)。肉や野菜などの食材はできるだけ地元銀座商店街で仕入れています。

コーヒーもハンドドリップにこだわり、「気軽に軽食を楽しめる場所にしました」と柴山さん。とはいえ、旭川大学短期大学部で栄養学を指導していた柴山さんは「栄養バランスのとれたお弁当なども提供していきたい」と話しています。
問い合わせは、銀座通内科クリニック(☎0166-24-2233)へ。