元法務教官の武藤さんが講演
非行少年との交流の日々

一人の高校生が中心となり企画する講演会「なぜ少年院で人生が変わるのか？」が、11月17日(日)午後2時半から、サン・アザレアで行われます。講師は沖縄少年院で法務教官として勤務した経験を持つ武藤杜夫さん。

実行委員長を務める本多寿樹さんは、旭川商業高等学校の3年生。武藤さんとは昨夏、アジア4カ国の高校生が集まる「日本の次世代リーダー養成塾」で出会いました。元不良少年の武藤さんは高校時代にヒッチハイクで各地を回る中、心ある大人たちに出会い更生。自分も人を導く仕事がしたいと猛勉強し、沖縄で法務教官になりました。現在は少年院の「卒業生」と共に問題を抱える青少年と交流し、全国で講演活動を行っています。

こうした武藤さんの生き方に心を打たれた本多さんは、旭川講演を直談判。「武藤さんのお話しを聞き、涙が止まりませんでした。講演会の立案は初めてでしたが、旭川の人に聞いてほしくて頑張りました」と語ります。

チケットは1000円(小学生から大学生500円)で、まちなか文化小屋かパスマーケットで販売中。ボランティアによる子供の見守りスペースあり。問い合わせは実行委の松村さん(電話090・4877・5362)へ。