食も文化も景観も楽しんで
秋分の日に「こたんまつり」

神居古潭地域の自然の恵みやアイヌ文化に触れる「こたんまつり」が、9月23日(月祝)午前10時半から午後3時半に、神居古潭旧駅舎周辺で開かれます。

神居古潭の険しい地形と美しい景観は旭川八景のひとつに選ばれています。また古くからアイヌの聖地とされていて、当日は神に祈りを込めてイナウと呼ばれる木幣を石狩川に捧げる儀式「カムイノミイナウ」や、古式舞踊を披露します。

飲食ブースでは、鮭やかぼちゃ団子入りのこたん鍋をはじめ、鹿肉のソーセージや手打ちそばなどを味わえます。地元の農家と菓子店がコラボした菓子やパンも提供。キャラメリゼしたりんごをたっぷりのせたタルトやバターが香るアップルパイ、かぼちゃとブルーベリーを合わせたカレーパンなどを販売します。

ほかにも吊り橋の上から断崖や奇岩について解説するジオツアーや、この地域を代表する蛇紋岩を磨く体験などお楽しみがもりだくさん。「神居古潭の魅力とパワーが詰まった蛇紋岩や、鹿革のストラップなど記念グッズも販売しますよ」と主催者。問い合わせは実行委員会(電話0166・23・0090、旭川観光コンベンション協会内)へ。